演奏会のお知らせ
2013年10月06日 16:42
2014年5月18日に三重県総合文化センターにて開催予定の当団の第33回定期演奏会の情報を追加しました。
詳細はこちらからご覧ください。
皆さまお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。
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2013年10月06日 16:37
2013年10月20日に伊勢市民観光会館にて開催される伊勢市民オペレッタ「こうもり」の情報を追加しました。
詳細はこちらからご覧ください。
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指揮者の部屋
2024年03月20日 18:22
Ⅰ.プロコフィエフの生涯 プロコフィエフは、1891年4月11日(新暦23日)にウクライナのソンツォフカという農村に生まれた。父親は農業技術者、母親は農奴の家に生まれた。母親は、6歳の時にロシアでは農奴解放となったという時代背景もあり、すぐれた知性と音楽性を発揮できて、ピアノも演奏していた。プロコフィエフは5歳半から作曲を始め、ペテルブルク音楽院で10年間学び、1914年にはピアノ科を主席で卒業した。また、1917年のロシアにおける社会主義革命の後1918年にシベリア、そして日本経由でアメリカに向い、1920年代はヨーロッパで生活してピアノ協奏曲第3番をはじめ多くの名曲を作曲し、ピアノも演奏し
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2024年03月08日 08:37
Ⅰ はじめに今回は、「大地の歌」について、主要動機の分析などをはじめとして、各楽章の解説をさせていただきます。マーラーは、「さすらう若人の歌」「子どもの不思議な角笛」「なき子をしのぶ歌」「大地の歌」など、数多くのオーケストラと独唱(~重唱)による楽曲などを作曲しましたが、「大地の歌」だけをわざわざ交響曲としたのは、
主要楽章である第1・第6楽章が明らかにソナタ形式によっていること、それ以上に全楽章を通して、一貫して共通した動機で、全曲がまとめられていることが大きいと考えます。マーラーが緻密な構成感、論理性の中に、実に多様な表現を実現させたという点でも、「大地の歌」は稀有な曲といえるのではないで
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2024年01月20日 08:41
はじめに 伊勢管弦楽団では、団員の情熱や熱烈な団友のご助力もいただき、これまでに定期演奏会などでマーラーの全11曲の交響曲中10曲を演奏してきました (未完成の交響曲第10番は、第1楽章アダージョのみ)...
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2023年05月07日 17:55
「奴もまた俗人であったか!」ナポレオンが皇帝の座に着くや、激昂したベートヴェンは楽譜の表紙を破り捨てたという。現存する浄書譜表紙の「ボナパルト」の文字が削り取られ、イタリア語で「Sinfonia eroica」とベートーヴェン自身が書き直しているのを見れば、この逸話も事実なのだろう。ウィーンから見れば敵将のナポレオンを、世間の非難に屈せず賞賛していたところにその精神を解く鍵がある。彼は世界的視野で、共和制の時代を担う人間像を待望していたのではないか。イタリア語の「eroica」は形容詞で、「Sinfonia...
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2023年04月08日 14:51
はじめに リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の生涯については、2017年の第36回定期演奏会の前に「ばらの騎士」などについての原稿(2017年1月22日掲載)の中で述べましたので、ご一読いただければ幸いです。R.シュトラウスが交響詩を数多く作曲したのは、1886年から1898年まで、すなわちR.シュトラウスの20代から30代にかけての青年期~壮年期で、この時代にR.シュトラウスは7曲のしばしば演奏される交響詩を作曲しました。当時シュトラウスは次のように語っていました。「新しい思想は新しい形式を求めねばならない。リストの交響作品では、詩的想念が同時に形式を作る要素になっており、リスト
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