演奏会のお知らせ
2021年05月16日 14:00
まだまだ新型コロナによるCOVID19の影響が続く中ではございますが、伊勢管弦楽団では今年5月に第39回の定期演奏会を開催いたします。感染症対策も慎重に行い開催を予定しております。皆様のご来聴をお待ちいたします。伊勢管弦楽団 第39回 定期演奏会日時: 2021年5月16日(日)開場: 13時20分開演: 14時00分場所: 三重県総合文化センター(三重県文化会館) 大ホール(HP)曲目: フランシス・プーランク作曲 2台のピアノのための協奏曲 ニ短調 作品61 ピアノ: 井上 ヒロミ、中山 侑紀 フンパーディンク作曲 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲 シューマン作曲 交響曲第4番指揮:...
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2020年11月08日 08:36
2020年12月13日(日)松阪市のクラギ文化ホールで松阪特別演奏会を開催いたします。皆様お誘い合わせの上、ぜひご来聴ください。日付: 2020年12月13日(日)会場: 13時30分開演: 14時00分曲目: シューマン作曲 交響曲第4番 チャイコフスキー作曲 弦楽セレナード ベートーヴェン作曲 エグモント序曲指揮: 大谷正人(伊勢管弦楽団 音楽監督)※ ご来聴におきましては、リーフレット上の感染症対策をご覧いただくとともに、当団における練習ガイドラインも併せてご確認ください。皆様により安心して音楽を楽しんでいただけるよう当団でも取り組んでまいります。
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指揮者の部屋
2014年03月31日 06:45
楽譜1 楽譜2 楽譜3
はじめに
マーラーの交響曲第4番は、マーラーの偉大さが幅広く認められるようになる前のLPの時代から演奏されたり録音されたりする機会も比較的多く、マーラーの11曲の交響曲の中でも時の流れを越えて人気の高い曲の1つです。マーラーの友人でもあり弟子でもあり、現在のマーラー人気を引き起こすにあたって最大の貢献をした指揮者であるブルーノ・ワルターも、この交響曲第4番を最も数多く録音しました。しかし初演時の評判は悪く、それはメルヘンのような曲でありながら、最後はppで消えるように終わり、また天使と死が同時に現れる
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2014年03月01日 12:16
はじめに
伊勢管弦楽団ではチェコ出身の作曲家の音楽を数多く取り上げてきています。これまでに32回の定期演奏会で演奏してきた作曲家を出身国で分類すると、西洋近代の管弦楽作品の基盤を作ったドイツ・オーストリア系の作曲家は別格として、他の作曲家を地域別にみると、これまでロシア系(チャイコフスキー、ラフマニノフなど)が7回、フランス系(ラヴェル、フォーレなど)が6回に対して、チェコ出身の作曲家は、マーラーを含めると昨年までになんと14回(ユダヤ人であるマーラーを除いても6回)と、非常に多くの作品を演奏してきました。しかし、これまで演奏してきたチェコ出身の作曲家と比べると、今回のヤナーチェクは同じチェ
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2013年08月04日 19:59
はじめに
今回の指揮者の部屋では、ヨハン・シュトラウスについてご紹介いたします。ヨハン・シュトラウスの名前は有名ですが、日本語による伝記などは意外と非常に少ないです。シュトラウス・ファミリーについても、ヨハン・シュトラウス二世がワルツ王で、父親も同じヨハン・シュトラウスという名前、弟ヨゼフ・シュトラウスも「天体の音楽」などよく似たワルツを作曲している、という程度の一般的認識ではないでしょうか。「こうもり」とウィーン・フィルによるニューイヤー・コンサート(始まったのはオーストリアがナチス・ドイツに占領された1939年です)がなければ、ワルツ王のヨハン・シュトラウス(二世)ですら19世紀ウィー
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2013年04月03日 07:48
モーツァルト(1756-1791)は自身で作曲したものとしては23曲のピアノ協奏曲を残していますが(最初の4曲は編曲したもの)、傑作揃いでピアノ協奏曲というジャンルはモーツァルトによって打ち立てられたと言ってもよいでしょう。モーツァルト研究家の中で最もすぐれた一人であるアルフレート・アインシュタインは、「ピアノ・コンチェルトにおいて、モーツァルトは、いわばコンチェルト的なものとシンフォニー的なものとの最後の融合の言葉を語った。この融合はより高い統一への融合であって、それを越えて行く《進歩》は不可能であった。なぜならば、完全なものはまさに完全だからである」と言っています。ピアノ協奏曲ではこのよう
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