演奏会のお知らせ
2025年03月02日 19:01
伊勢管弦楽団では、2025年5月25日(日)に、第43回定期演奏会を開催いたします。皆様のご来聴を心よりお待ち申し上げます。伊勢管弦楽団 第43回 定期演奏会曲目: ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲 コリオラン序曲 Op.62 リヒャルト・シュトラウス作曲 四つの最後の歌 ソプラノ独唱 廣 めぐみ ヨハネス・ブラームス作曲 交響曲第一番 ハ短調...
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2024年04月07日 12:45
伊勢管弦楽団では、今年2024年5月19日(日)に、第42回定期演奏会を開催いたします。皆様のご来聴を心よりお待ち申し上げます。伊勢管弦楽団 第42回...
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指揮者の部屋
2016年03月20日 09:04
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はじめに
マーラー(1860-1911)の交響曲第2番「復活」は、100名以上を要する大合唱、トランペットとホルンが10名、ハープが2台、ティンパニが2セット必要などというように演奏規模が大きく、演奏企画に相当の準備が必要であることにもかかわらず、演奏される機会は近年相当に増えており、マーラーの11曲の交響曲の中で特に好んで演奏されています。1970年代以降マーラーの演奏回数が急激に増え、マーラー・ブームなどといわれましたが、最近の交響曲第2番「復活」の演奏頻度の多さは、ブームという事象などを超えて、この曲がベートーヴェン、ブラームス、チャ
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2015年03月08日 14:16
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はじめに
メンデルスゾーンは、モーツァルトやシューベルトと並んで、音楽史上まれにみる早熟の天才でした。しかし指揮者やピアニスト、また風景画家としてなどの多くの才能に恵まれ、完璧主義者でもあったため、作品の数は、同じく夭折したさきの二人ほどは多くありません。また交響曲についても、その番号は作曲順に並べられておらず、メンデルスゾーンの生涯を確認しながら曲を分析することが望ましいと思われます。そこでまずメンデルスゾーンの生涯を振り返り、それから「スコットランド」交響曲について論じたいと思います。なお生涯については、ハンス・クリストフ・ヴォルプス著、尾山真弓訳の『メンデルス
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2015年02月15日 17:21
伊勢管弦楽団の定期演奏会でチャイコフスキーを取り上げるのは、約20年ぶりです。チャイコフスキーは、言うまでもなく日本でも人気の高い偉大な作曲家で、彼の交響曲、特に第4,5,6番は作曲されてから120年あまりの間、オーケストラの演奏会で非常によく演奏されています。その中でも第5番はまとまりがよいために、最も好んで演奏される名曲です。今回この曲を演奏できることになったのは、ひとえに私たち皆が敬愛している植村茂先生のおかげなのですが、伊勢管弦楽団の演奏会にいつもお越しいただいている皆様にも伊勢管のチャイコフスキーの熱い演奏を聴いていただけるのはとてもありがたいことです。
チャイコフスキーは、手紙
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2014年10月26日 03:34
ベートーヴェン(1770-1827)の数多い傑作の中で、後期すなわち1818年から1826年という9年間に作曲された作品は、その深さ、自由さ、歌にあふれていること、宗教性すなわち現実を超えた永遠や宇宙への視点などにより、ベートーヴェンの音楽にさらに際立った高みをもたらしています。ベートーヴェンにとって、初期から中期への発展・飛躍をもたらしたのは、聴覚障害の発症、演奏家活動の断念であり、中期から後期に作風がかわるきっかけは、「不滅の恋人」との別れ、結婚の断念でした。至高の約30曲の後期作品の中で、オーケストラ、あるいは合唱で演奏されるのは、交響曲第9番とミサ・ソレムニスだけです。
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2014年08月31日 20:34
はじめに
フォーレ(1845-1924)は室内楽、歌曲、ピアノ曲のジャンルで素晴らしい傑作を多く残した大作曲家です。ただ以下に名前があがっているドビュッシーのようにフォーレの音楽をサロン音楽として、批判する人たちも一部にはいました。しかし、フォーレの音楽のもつ優しさ、高貴さ、繊細さ、そして現世の利害などではない、もっと遠く深い世界をみつめるその姿勢などは、他の作曲家にはないフォーレ独自の魅力であり、フォーレのレクイエムをはじめとする傑作は、将来にわたっても、忘れ去られる事はありえない永遠の輝きをもった音楽だと思います。
フォーレの管弦楽作品は、劇音楽が中心です。1893年にフォーレはサン=サ
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