演奏会のお知らせ
2025年03月02日 19:01
伊勢管弦楽団では、2025年5月25日(日)に、第43回定期演奏会を開催いたします。皆様のご来聴を心よりお待ち申し上げます。伊勢管弦楽団 第43回 定期演奏会曲目: ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲 コリオラン序曲 Op.62 リヒャルト・シュトラウス作曲 四つの最後の歌 ソプラノ独唱 廣 めぐみ ヨハネス・ブラームス作曲 交響曲第一番 ハ短調...
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2024年04月07日 12:45
伊勢管弦楽団では、今年2024年5月19日(日)に、第42回定期演奏会を開催いたします。皆様のご来聴を心よりお待ち申し上げます。伊勢管弦楽団 第42回...
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指揮者の部屋
2020年10月24日 22:49
Ⅰ.はじめに 2020年は、世界中が新型コロナウィルス感染症のため震撼させられた一年となりました。クラシック音楽の世界も同様で、2020年の3月頃から夏までのシーズンはほとんど全てのコンサートがキャンセルとなり、練習も思うようにできませんでした。伊勢管弦楽団も同じ状況で、2020年5月17日に予定していた第39回定期演奏会は延期となりました。2020年12月13日は、本来はクラギ文化ホールで第10回目の松阪第九コンサートが開催される予定でしたが、大人数での合唱は、感染予防に必要な十分な距離が確保できないなどの事情もあり、伊勢管弦楽団が代わりに演奏会を単独で担当させていただくことになりました。
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2020年03月22日 06:48
譜例はこちらからダウンロードして御覧ください。Ⅰ.はじめにプーランクは、20世紀に主流となった調性の不明瞭な曲ではなく、純然とした調性音楽の中で親しみやすい曲を数多く作曲しました。わかりやすくても野暮にならず、魅力あふれる歌や自由闊達な作品を幅広いジャンルで残した20世紀のフランスを代表する作曲家の一人ですが、プーランクの生涯や作品は日本ではなじみが深いとはいえません。そこで、今回の指揮者の部屋では、まずプーランクの生涯を概説し、2台のピアノのための協奏曲について述べたいと思います。Ⅱ.プーランクの生涯 フランシス・プーランクは1899年にパリの中心部で生まれた。父エミール・プーランクは実業家
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2019年03月16日 22:08
譜例はこちらからダウンロードしてご覧ください。はじめにマーラーの交響曲第6番は、ベートーヴェンが完成させた交響曲の古典的形式の中に、19世紀末の大管弦楽によってロマン的情感をこめられて作曲されました。その楽曲構造に少しでも迫りたいと思います。なお、今回の原稿によって、指揮者の部屋の原稿は50稿を超えました。この企画を発案し、ホームページで掲載を設けてくださっている北岡さん、いつも読んでくださっている皆様に心より御礼申し上げます。Ⅰ 動機による全曲の統一性と全曲のバランスについて マーラーの交響曲第6番で際立った特徴は、一つの動機によって、全曲をまとめようとする試みである。すなわち譜例1にあるよ
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2019年02月23日 09:07
はじめにマーラーの交響曲第6番は、マーラーのすべての交響曲の中で悲劇的に曲を終える唯一の作品である。同時に、マーラー研究者の先駆的な存在であるアドルノは第6交響曲の第4楽章を「マーラーの全作品の中心」と呼び、マーラーに関して早期に伝記を書いたパウル・ベッカーは、これを「(第8交響曲のフィナーレに次いで)マーラーが書いた最も偉大な音楽である」としていた。随分以前の記憶で不確かだが、諸井誠氏は、「マーラーの11曲の交響曲は、楽章構成の点からも、また内容的にも二段階的な発展がある。第6番はその中心に位置する傑作である」と指摘されていたように記憶している。すなわち、下記の図に示したように、ともに最初に
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2018年04月08日 00:01
こちらから譜例をダウンロードしてお読みください。はじめにバルトークについて、個人的には20歳の頃から、20世紀前半を代表する最も偉大な作曲家の一人であると感じてきました。私にこの認識を一番強く与えてくれたのは、1936年に作曲された「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」でした。緻密な構成力、異常な程の緊張感、感情のコントロールする力の高さ、リズムの独自性などは、バルトークのみならず、他のどの作曲家の曲にもみられないすごさです。今回、ヴァイオリン協奏曲第2番を演奏できる幸運に恵まれました。このヴァイオリン協奏曲は、前述の「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」と同時期のバルトーク最盛期の傑
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