三重県伊勢市を本拠地として活動するアマチュアオーケストラです。


指揮者の部屋

2013年08月04日 19:59

シュトラウスの生涯

はじめに  今回の指揮者の部屋では、ヨハン・シュトラウスについてご紹介いたします。ヨハン・シュトラウスの名前は有名ですが、日本語による伝記などは意外と非常に少ないです。シュトラウス・ファミリーについても、ヨハン・シュトラウス二世がワルツ王で、父親も同じヨハン・シュトラウスという名前、弟ヨゼフ・シュトラウスも「天体の音楽」などよく似たワルツを作曲している、という程度の一般的認識ではないでしょうか。「こうもり」とウィーン・フィルによるニューイヤー・コンサート(始まったのはオーストリアがナチス・ドイツに占領された1939年です)がなければ、ワルツ王のヨハン・シュトラウス(二世)ですら19世紀ウィー

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2013年04月03日 07:48

モーツァルトのピアノ協奏曲

モーツァルト(1756-1791)は自身で作曲したものとしては23曲のピアノ協奏曲を残していますが(最初の4曲は編曲したもの)、傑作揃いでピアノ協奏曲というジャンルはモーツァルトによって打ち立てられたと言ってもよいでしょう。モーツァルト研究家の中で最もすぐれた一人であるアルフレート・アインシュタインは、「ピアノ・コンチェルトにおいて、モーツァルトは、いわばコンチェルト的なものとシンフォニー的なものとの最後の融合の言葉を語った。この融合はより高い統一への融合であって、それを越えて行く《進歩》は不可能であった。なぜならば、完全なものはまさに完全だからである」と言っています。ピアノ協奏曲ではこのよう

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音楽監督 大谷正人氏 略歴

 三重県立伊勢高等学校を卒業後、東京芸術大学音楽学部楽理科に入学。同大学卒業後、三重大学医学部に入学し卒業。1983年より1年2か月間、ミュンヘンにドイツ政府給費留学生として渡独。伊勢高等学校在学時には声楽を植村茂氏に、その後指揮を小泉和裕、故山田一雄の各氏に、チェロを河野文昭氏に師事。1981年の伊勢管弦楽団結成以来、音楽監督兼常任指揮者として同楽団を指揮している。特にマーラーの演奏には定評があり、1996年5月の交響曲第2番「復活」や、2006年5月の交響曲第8番、2011年の交響曲第9番では絶賛を博した。主要な著書に「音楽のパトグラフィー -危機的状況における大音楽家―」、「音楽における永遠をめざして -音楽のパトグラフィー2-」(いずれも大学教育出版)等がある。現在、国立大学法人三重大学教育学部教授であり精神科医師である。

 

 

<団員からのコメント>

 わがオーケストラのカリスマともいえる大谷先生。音楽への情熱ははんぱないものがあり、演奏者のレベルを遥かに超越した要求をされることもたびたびですが、その内容は愛にあふれており、楽団員全員敬愛しているところです。